2010年11月25日木曜日

F5 F5

たとえば、「クラブ」ときいて何を思い浮かべるだろう。

たとえば、「バー」ときいて何を思い浮かべるだろう。




今ぱっと思いついた、この二つの言葉は実際に体験する前と後で印象が大きく変わった言葉。

僕に限った話ではないと思うんだけど、言葉とその意味を知っている場合にそれにはイメージもくっついてるはずで、言葉の中には多くの人が似たイメージを持っているものがある。例えば、クラブとか、バーとか。

同じイメージを持つ要因として
・情報源が一緒
・体験することが出来ない何らかの制限がある(年齢など)
とか思いつく。そんな要因があるときに似たイメージを持つのでは。

ひねくれているせいなのか、単にマイノリティなのか分からないけど、その似たイメージのおかげで面倒なことになることがたまにある。
あまり仲良くない人と話す時、
話の流れで、ギターを弾いていてバンドをやってるって話になったりするのだけど、
このとき僕の中の「ギター」と「バンド」のイメージと
相手の中の「ギター」と「バンド」のイメージにズレがあることが多い。

こういうことって結構多いんじゃないかな?

その修正にしばしば手間取る。コミュニケーションが下手といえばそれまでなんだけど。

同じ言葉でも使う人によってそのイメージは違っていて、そのイメージが沢山あるかもしれないということを頭の隅っこに入れてる人が増えたらいいなと思うんだ。

んで、多くの人が似たイメージを持つ場合って大抵は実際に体験していないことがほとんどだと思う。
テレビで見た内容だったり人から聞いた話だったり。
自分が体験していない言葉を使う時は注意が必要。

情報を分けて便利にする為に都合上、言葉があってその言葉を知った段階でイメージも固めてしまいがち。

でもそれっていうのは想像力の欠如っていうか思考の怠惰だと思う。これに気をつけたい。


イメージを持つことは悪くなくて、ただ、そのイメージを更新する手間は惜しんじゃいけないなと思う。
優れた更新作業は自ら動き、五感で味わうこと。





イメージの更新こそが面白さの発見。 




頭の中のキーボードのF5を何度も押す。

1 件のコメント:

  1. イメージのズレは、僕はよくあります。
    「自分が体験していない言葉を使う時は注意が必要」―注意したいと思います。

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