2015年6月24日水曜日

藤の湯@用賀 日照権に関して

近所の銭湯、藤の湯のはなし。


今住んでる家の徒歩5分くらいのところに銭湯がある。藤の湯という。
そこそこ人通りの多い道から少し奥まったところにあり、細い路地を入った裏にある。
建物はとても立派で、昔ながらの番台や伝統的な家屋のつくり。

銭湯にいる

ıɯɐʞɐʍı oɥsさん(@iwaue)が投稿した写真 -



ひと通りの多い道とこの銭湯の間には、昭和から商いをやっていただろう古くからある商店があった。
商店の建物は普通の平屋で、あまり大きい建物ではないので、通りからも銭湯がかろうじて見えていた。

先日、この商店が取り壊されはじめた。
商店はずっと営業していなかったし、おそらく土地が売られたのだと思う。

この商店が壊されてから、たしか二日間くらいのあいだだけだったと思う。


通りから藤の湯の建物がみえる時期があった。ほんの二日間だけ。とても立派だった。


ちょうど、そのときに藤の湯にいくと、銭湯中に気持ちのよい陽射しが差し込むようになっていた。
いつもよりも居心地が良かったし、藤の湯の家屋自体も喜んでるように感じた。


「気持ちの良い陽射しが入ってきますね。
この商店の跡地は新しい建物が建ってしまうんですか?」

風呂をでて、牛乳を飲みながら、番台にいたおばあちゃんに訊いた。

「そうねえ。このままだったら嬉しいんだけど、
7階建てのマンションが建ってしまうんだよ。残念だけど」


通りからはこの藤の湯はもっと見えなくなってしまうだろうし、
陽の光が差し込むことも難しくなるだろう。


なんとなしに悲しい気持ちになったけど、
この藤の湯がこれまで大事にしてきた、ひとびとの生活の息遣いや集まるひと同士の繋がりは、
これからも続いていくだろうし、そうあって欲しいと願う。











2015年6月16日火曜日

27才になりました。

先日、27歳になりました。
こんな歳になっても、多くのひとに誕生日を祝ってもらえてうれしい。
サプライズをしてもらったり、幼少期の記憶と結びついた思い出をもらえたりした。

こういう節目のタイミングはついつい、
自分の人生の時間がどのくらいあるんだろう、とかふと考えてしまう。
なんとなく60歳手前くらいが、関の山かと考えている。

自分の意識がコントロール出来なくなるまで、
薬や介護によって命を延ばしたいとは、今のところあまり思わない。
(もっと歳を重ねるとこの意識も変わるんだろうか?)

また、昨今のニュースをみると、高齢者に対してここまで手厚い国は世界にないらしい。
他国では、延命処置はせずに寝たきりで衰弱する老人はそのまま看取ることが多いようだ。

日本では人工的な施しを受けて長寿を「造」ってるとも言えるんだろうな。

日本の、世界一の平均寿命は認識の違いによって、実現されている。
ありのままの死を美徳とするか、人工的な手段を用いて少しでも寿命を延長することが美徳か。

こういうこと考えてると、生きるってなんだろうとかまた思い巡らす。
モルヒネで自我を失いつつも、かろうじて心臓が血液を送り、すこしでも脳が酸素を取り込めば、これは生きてるのだろうか?
成人になってから、僕は一度この状況を体験しているが、なんとも言えない。本当に。

ここまできて、
生物として生きているかではなくて、人間として人間らしく生きているか、
という目線であることが大事なのでは、と自問する。

自分で生きようと思っても、他者の判断や慈愛がなければ、生きていられないのであれば、
それは生かされているのであって、自分が所有している生ではないのだろう。

そんなことを考えていると、もっとも重みをおくべきなのは、
思ったように生きることと誰のために生きるか、なのかもしない。
思ったように生きていなければ、それは自分以外の何かの為に延命してる生であって、
言うなら、滅私の生。
愛する人の為に、自分の意識がなくなっても自分の生を延命し続けることで、
愛する人をすこしでも救うのであれば、それも尊く重い生だ。

思ったように生きることと誰のために生きるかは、
別に死の淵だけの問題じゃない。今日や明日のすぐ身近にある大切な問いだ。

こういうことはネガティブに捉えられるかもしれないけど、
忘れずに、心の片隅に留めておきたい。
惰性と無思考で人生を推し進めるにはあまりにもったいないと考えるから。

これからも、よろしくおねがいします。

2015年6月9日火曜日

Petite Meller 

いや、かっこいいけど、下なんか履いてほしい。。。

メトカーフの法則

メトカーフの法則
通信網の価値は利用者数の2乗に比例する

ネットワークの価値は多くの利用者がいるほど、
そのネットワークが大きな価値をもつ。

ある程度、ネットワークが巨大になると、
利用価値は急激に上がり、利用者が爆発的に増加する。